FC2ブログ
東大生が行く世界一周おっぱい人の旅
世界一周の旅人になった僕。僕には物欲は無い!!と言い張っていたが、歯ブラシが無いとき、歯ブラシが欲しい!!という感情は果たして物欲というものなのか。未知との遭遇に戸惑い、泣き、笑い、そしてオナニー


プロフィール

気円斬ひとくん

Author:気円斬ひとくん
僕にとって人生はゲームだ。
長い長い「ときめきメモリアル」だ。
僕は、このゲームに正面からぶつかって、とことん楽しみたいと思う。



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


中国  ラサより 自由な時間の流れる町
僕はラサに思いのほか長くいてしまった。
すぐ出発するつもりだったのだ。ネパールのビザがとれたら。
しかし、明日出発する、明日出発すると毎日言っておきながら、中国ビザの期限ギリギリまでこの場所から抜け出せなかった。

それほどまでにラサは魅力的な場所だった。

空は驚くほどに青く、日差しは強い。
周りには自然が山ほどある。

手にマニ車を回しながらチベットの巡礼者たちが八角街をぞろぞろと右回りに廻っている。
すぐそこでは、小さな子供たちや若者が、無邪気に路上で遊んでいる。
大召寺の前では、熱心なチベット教信者が体を路上に横ばいにして祈っている。

西安から36時間の列車の旅のあと到着したその日には、高山病で頭がガンガンし、一刻も早くこの場所から立ち去りたかった。
それも到着のその日だけだった。

僕が泊まったのはユースホステルのドミトリーだったが、そこにはいろんな人がいた。
ひとつの特徴として、長期滞在者がとても多かった。
中国中から、自由な時間を過ごしたいという若者が集まっているようだ。ここは、中国人にとって究極のオアシスのような場所である。

仕事を辞めてしまった青年、仕事を探したい男、飛び級で大学に入学することが決まりその分手に入れた時間をのんびり過ごしたい少年、食べるのが大好きな女の子、ほんとうの幸福をみつけたい女性、オフィスワークなんかごめんだという自由人、ただダラダラしたい廃人、
なんでもこいだ!!
ラサはこんな人すべてをうけいれる。

僕が仲良くなった友人の一人にガングレイという男がいる。
彼は27歳で仕事をほっぽりだして、ラサに来てしまった。
しかし、彼は仕事ができない社会不適格者というわけではない。以前は3つも仕事をもち、若くして母親に家を買ってあげられるほどバリバリの男だった。
彼はそのすべての仕事をほっぽり捨てて自由を求めてラサにきた。
彼は繊細な心の持ち主で、裁縫や料理なんか特に上手で、女っぽいところがあるが、それも彼にひとつの魅力を添えていた。いつもハッピーというように元気がよく、愛嬌があり、ホステルの住人すべてを巻き込んで一瞬にして友達にしてしまうような男だった。
彼は、ほんの30分もパソコンをいじくり回しただけで、その日の支出以上稼いでしまうようなすばらしいことをしていた。
そんなことができるのもラサの魅力なのだ。ここにいて僕も彼の真似ごとをしていれば一生まともに働かなくたって生きていける。
自分のいたいだけ、生きたいだけこの地にとどまっていることができる!!

そしてこの街の人の優しさはなんだろうか。

ある時僕は、八角街を掘り出し物の骨董品を探してブラブラしていた。
ふと気づくと、カメラがない!!さっき胸ポケットに入れておいたのに!!
僕は何度もその場を往復して、それは無駄なことだとついには諦め、それでも諦めきれない心を抱えたままとぼとぼと帰り道を歩いていた。
突然呼び止められて後ろを振り向くと、
死にそうなほど息を切らしてあえいでいるチベットのおばちゃんがそこにいるではないか。
僕を追いかけてきたのだ。こんな小さな体で。
僕はすべてをその瞬間に悟った。しかし信じられなかった。
おばちゃんが八角街の闇市の裏に連れて行ってくれると、そこには僕のカメラがあった!!
英語のできる通りがかりのチベットおじさんが話してくれたことによると、盗まれる瞬間を見ていた闇市のチベットの人たちが、みんなでお金を出し合ってその盗んだ人から買って取り返してくれたというのだ。
言葉もでなかった。それに、だって、言葉なんて通じやしないのだ。そんな男のために彼らは身を削ってくれたのだ。
僕はなんとかお礼をしようとその人たちのところへ何度も足を運んであれやこれや試みた。
しかし結局はいつも僕のほうがまたなにかしら親切にされて歯がゆい思いで帰ることになった。
僕はすっかり彼らになついてしまった。

朝起きる、さあ、今日は何しようか。
ガングレイたちと一緒に考える。

とりあえず、チベット喫茶にでも行こうか。
そのへんの市場をさまよってもいい。
腹が減ったらいつもの「ファスト∩グッド」(ガングレイが名もないレストランに付けた名前)に行こう。
僕はちょっとあの人たちに会いに行こうかな、すぐそこで今日もまた闇市を開いているはずだ。
夜はどうしよう。ガングレイのつくった料理をみんなでワイワイ食べてもいい。ポタラ宮のそばでバーベキューをしたっていい。酒を飲んで、クラブに乗り込んだっていい。
なにもかもが自由だ!!

この街がこのままずっと変わらなければいいと思う。

足を失い、道で恵みを乞う人の手に、あれほどの札束が握り締められているこのままの街であってほしいと思う。

でも、それはかなわぬ夢なんだとも思う。

すぐそばの地域では、漢民族による大規模な都市開発が着々と進行中だった。

それが、この昔から変わらないだろう街の風景を飲み込んでしまうのも、きっと時間の問題だ。





CIMG1478.jpg

CIMG1632.jpg







友達が勝手につけてくれました☆



中国 西安より 僕の恋愛についての話 2
>1のつづき


近くのレストランに入って僕はミルクティーを、彼女はコーヒーを注文した。
僕のミルクティーはとても甘く、ぬるかった。
お互いにお互いを忘れないように、ということで昨日約束していたものを交換した。
何もあげるものをもっていなかった僕が渡したのは友人のTから譲り受けた幸守だった。きっとTは許してくれると思う。
僕は、中国でたくさんの幸せな出会いをもらったから、今度は君に幸せがたくさん来るように、これをあげるよ。

彼女がくれたのも、中国のお守りだった。
赤い紐に昔の硬貨が5枚ついていた。
いつでもつけているようにね、そう言って彼女は僕の首につけてくれた。

僕たちは彼女の大学に行くことにした。
それは、西安市街から南へ40分ほどいったはずれにあった。
つくられたばかりのキャンパスは、広いわりにemptyで無機質だった。
彼女はこの大学の風景が嫌いだという。

彼女のレッスン室で、古琴を少し教えてもらった。
この小さな狭い部屋で、彼女は毎日この古琴を弾いているのだ。
将来は、海外に琴奏者として留学したいと彼女は言っていた。
僕はその部屋にある壊れかけたアップライトピアノの前に座り、昔よく弾いていたショパンの曲を必死で思い出して紡いだ。
彼女はその曲をわかってくれた。

大学の近くの、彼女がたまに食べに行くというレストランへ行った。
Goobye dane
そう言ってビールを乾杯した。

別れが近づくと、寂しさがどこからかやってきた。

彼女と別れるのは、寂しかった。

しかし、僕は旅を選んだ。

それは思考の余地なく僕の中で決定されていたことだった。

「今度いつ逢えるかわからないね。ねぇ、いつ会えるの?」
彼女は僕に聞く。
「わからない。君に嘘はつきたくないんだ。でもまたきっと会えるよ。たぶん、また来年会える。」
僕はそう答えた。しかし、それですら確かなことではなかった。
僕の気持ちは重くなった。
ここでサヨナラを言うのは嫌だった。きっとまたいつか会おうとも思った。
しかし、面倒くさいなと思う僕もいた。
僕は、余計なことばかり考えていて、この大切な時間を大切にすることができなかった。

時間はあっという間に過ぎていった。
僕は彼女を大学まで送っていくことにした。


大学の門の前で、僕たちはキスをした。
次に会うときまで、その感触が体に残っているように。

バスが一本通り過ぎ、また一本、また一本、最後のバスの発車時刻まで、僕たちはそうしていた。

「I love you.」
「Dont forget all the time until we meet again.」
「I love you.」
彼女は何度も僕に向かって言った。
「Do you love me ?」


「Yes, I love you .」
このセリフが、僕にはどうしても言えなかった。

その言葉は、半分ホントで半分ウソだった。

「Until next time , Dont forget me . Love me . OK?」
なんてセリフは言えなかった。
そんな無責任なことは言えなかった。

ただ、
「Thank you .」
と繰り返すことしかできなかった。

僕は、こういう時すぐマジメになってしまう。

そういう自分が好きで、やっぱり嫌いだ。

僕は、精一杯の愛の言葉を彼女にかけてあげればよかった。

愛なんて、その時だけの夢物語にすぎないんだから、、

きっとしばらく時が流れれば、彼女は新しい男と出会い、僕のことなんか忘れてしまったかのように新たな恋に溶けてゆくんだから、、


しかし、僕にはそれができなかった。

「Thank you 」と繰り返して、彼女を抱きしめることしかできなかった。

バスの発車時刻だ。

僕はバスに乗り込んだ。

「Do you love me ?」
彼女が大きな声で僕に向かって叫ぶ。



「Yes」

きっと僕の声は届かなかったと思う。

遠く向こうの彼女が、振り返って校門に入っていくのが見えた。

そのとき彼女は、どんな顔をしていたのだろう。

僕にはもう知る術はない。

僕はバスの座席に腰を落とした。

なぜか目がにじんだ。

その理由は僕にはわからなかった。

いろんなことでごちゃまぜだった。

ただ、

Ankiの思いに答えることができなかった自分に、
バカみたいに冷静な自分に、
バカみたいに真っ正直な自分に、

僕は嗚咽がでるような後悔と怒りの感情を抱いていた。

それは僕の心をずっと締め付け続けた。



今、やっぱり思う。

僕はAnkiのことが好きだったのだ。





友達が勝手につけてくれました☆


中国 西安より 僕の恋愛についての話 1
朝6時に起きた。
ちゃんと起きることができた。

彼女を大学の寮へ送らなければ、、

彼女はホテルに残るように言ってくれたが、僕も帰ることにした。
帰るとき、バスルームのシャンプーやボディソープを大量にポケットに詰め込んだ。

もうカッコつける必要はなくなっていた。

また、夕方会う約束をして、タクシーで別れた。

ドミトリーに戻ると、僕はすぐに眠りに落ちた。
何も考えたくなかった。
たびたび目が覚めたが、起きずにまた眠りに落ちた。


僕は、明日西安を去る。


ようやく体を持ち上げたのは昼過ぎだった。

さすがにもう体を動かさずにいることに耐えられず、西安城壁、南門のあたりをうろついた。
そこは中国の昔の町並みを再現した観光街で、いい雰囲気だった。
中国風のサテンでできた財布を買った。
昨日盗まれてしまった財布の代わりだ。
今度のは安っぽいからとられてしまうこともないだろう。

南門近くのユースホステルで電話をし、6時に待ち合わせをした。


これは、ごくあたりまえの一般論なのかもしれない。
もしかしたら、軽蔑されるたぐいのことなのかもしれない。
誰もが考えている、あるいは以前に考えたことのあることなのかもしれない。
もしかしたら、誰も共感できないことなのかもしれない。
深く考えすぎなのかもしれない。
もしかしたら、もっと単純なことなのかもしれない。
僕にはわからない。
僕はいままで、誰かと恋愛について深く話したことがなかった。
それはとてもプライベートな話題だからだ。
それについての価値観は違って当然で、深く話す価値もないと思っていた。
恋愛の話は嫌いだった。

少々、気色悪いが、
でも今日はここにこっそり書いてみよう。

これは、僕の恋愛についての話だ。


6時をすぎても、僕はホステルでコーヒーを飲んでいた。
彼女に会うのは気が進まなかった。
それにはいろんな理由が考えられた。
だけど、一番大きな理由はわかっていた。


彼女の愛の温度と、自分のそれの温度に明らかな差があることに耐えられなかったからだ。

その決定的な事実が、僕の足をひっぱった。

僕の思考は愛について、とりとめもなく集散していた。


僕は、しばしば愛と人生を天秤にかける。

それらは、僕にとって相容れないものだ。

本気で心から愛し合っている男女がいたとしよう。
その二人にとっては世界なんてちっぽけなものにすぎない。
彼らは、愛のために人生だって容易に捨てられる。
自分の命すらも。
愛のためにまったく人生を歪めてしまった人を、僕はたくさん知っている。

僕も女性を本気で愛していた時があったような気がする。
本気で人生をかけてしまったっていいと思ったこともあった。
その人のもとに一分でも早く行きたいというただそれだけの理由で警察のお世話になったこともあった。

今の僕は、冷静な人間になってしまった。

恋について。

愛について。

僕はとても冷静な人間になってしまった。

おそらく、何百、何千という女性と触れ合ってきたせいで、僕の中で愛というものが現実的なものになってしまったのだと思う。

愛は、夢も希望も未来も何もないものだ。

愛はただ、愛というものであって、それ以上ではない。

今の僕には、どんな愛も人生に優先させることはできない。

でも、こんなことも考える。
もし仮に、決定的で絶望的なほどに完璧な、完全な、最高の女性が目の前に現れて、そして僕を愛してくれたら。

そのとき、僕はどうなるかわからない。

あっけなく、瞬間的に僕の人生や命は無価値に変わってしまうかもしれない。
それを想像すると怖い。
しかし、どこかでそれを期待し、待ち望んでいる僕もいた。


彼女は、南門の下で待っていた。






友達が勝手につけてくれました☆



中国 西安より 自分勝手な思考に苦しむ
僕は今悩んでいる。
西安のベッドの上でめちゃめちゃ悩んでいる。
僕が男ならばデイブたちとの約束を守るべきだ。
もう、それはずいぶん前に決められたことなのだから。

彼らと山に行くべきだ。

しかし、しかしだ。
僕の心は動いてしまった。
もうすっかり動いてしまった。
西安に残って、ひょっとしたら彼女にもう一度会えるかもしれないチャンスにかけたい。

Ankiにもう一度会いたい。

昨日のクラブでの記憶が僕を苦しめる。

彼女は中国でできた初めての[女の子]の友達だった。

そして、やはりこれが一番の理由なのだが、

彼女は可愛かった。

決断を迫られているこんな時に、彼女に電話をしようかしまいかためらっている自分がおかしい。
そうだ、まずは彼女に連絡してみよう。
僕は飛び起きてフロントの電話をプッシュした。


彼女にはつながらなかった。

Ankiに会える保障はない。
だが、彼らとはもう山へ行きたくない。
山には興味ないし、それよりも、彼らは一緒に旅をしていて楽しい奴等ではないのだ(デイブは別だが)
彼らには環境適応能力というものがなかった。
イングランド人の殻を常にかぶっていた。
外から見ているだけで、中国の中に飛び込もうとしなかった。
彼らはまだ、幼かったのかもしれない。

もうひとつ気に入らないのが、彼らの旅がツアー旅行になりさがっていることだ。
旅行会社を通さなければ乗り物の手配すらできない。
しかも、それが半端なく遅い。金もかかる。
同行させてもらっている身ということで黙っていたが、もううんざりだ。
もう我慢するのはたくさんだ。
僕のやりたいようにするのがこの旅の目的のはずだ。
僕の望むように行動したい。
それでいいはずだ。

山に行かなければデイブたちとはお別れかもしれない。
僕は彼らよりも、彼女を選ぶのだから。
でも、それでもかまわないじゃないか。
自分の心に正直になろう。
そのほうが後悔しない。
きっと後悔しないしないはずだ。
つまるところ、僕は、女のために残ると彼らに言うのが恥ずかしいだけなのだ。

決まった。

彼らに言おう。すべて正直に言おう。

僕はここに残る。

Ankiのいる西安に。





友達が勝手につけてくれました☆

テーマ:ヨーロッパ旅行記 - ジャンル:旅行

中国  バスの中より   自由への門を野原で開く
その日、僕は寝台バスに乗っていた。

寝台バス。日本ではなかなか聞かない言葉だ。

国土がそれほど広くなく、鉄道の発達している日本では必要のないものだからだろう。

ここは中国、国土は陸地の15分の1、人口は世界の5分の1と言われている大国だ。
日に何本かの列車では国内移動需要をまかなうことは到底できず、遠く何百キロ、何千キロと離れた地がバスで結ばれている。
そこで登場するのが、寝台バス。
通常乗客のシートのあるところに、上下2段、横に3列でひたすらベットが連結されているという簡易な構造だ。

一人に与えられた狭いスペースに横たわって、薄汚い布団を羽織り、僕は大同から西安まで、15時間の道のりを旅していた。
夕方4時半に出発し、翌朝8時に到着する予定だ。

イングランド人の3人組と僕は一緒だった。

デイブ、ジャック、サム。

彼らとは大同のドミトリーで出会い、西安に同行することになった。

彼らも大学を一年間休学してこの旅をしているのだそうだ。
聞けば、18、19歳らしい。
僕よりも若いのだ。
みんな背が高くて、髭やら胸毛やらもじゃもじゃ生やしているから年がわからない。
彼らの場合、この一年間の初めの4ヶ月は旅の資金稼ぎのために働いたのだそうだ。その後の3ヶ月間にネパール、タイ、カンボジア、中国と旅行する計画で、イングランドに帰ったら学校が始まるまで再び働くらしい。
彼らの自立心に尊敬の念を覚えた。
親から借りれば早い話なのだ。僕と同じようにいくらでも旅することができる。働かなくたって世界一周はできる。
事情はどうあれ、現に彼らは自分たちのお金で、自分たちの力でこの旅をしている。
彼らにとって、この旅はかけがいのない大旅行なんだろうな。

まぁ、それは僕にとっても同じか。


彼らの190cmを超えるであろうでかい図体には、中国人用のこのバスのベットはとても小さそうだった。



バスの中で、寝たり、お菓子を食べたり、窓からの風景を眺めたり、贅沢な旅だった。狭いベットに閉じ込められているこの状況を贅沢だと感じるのは僕くらいかもしれないが。。
僕にとっては「移動する旅館」だった。

問題はこの旅館にトイレが無いことだった。

僕は、ダイアリーア(げりぴー)だったのだ。

この15時間という果てしない時を密室に閉じ込められるというこの状況で、

僕は、ダイアリーア(下痢ぴー)だったのだ。

途中で止まったガソリンスタンドで、調子に乗ってクソまずい夕食を食べまくったのがいけなかった。

バスが再び発射すると、少しもせずに恐ろしい感触が腹の中から湧いてきた。

頼みの綱の正露丸はバスの下のバッグに忘れてきてしまった。

次のトイレ休憩まで、何時間かかるかわからないという想像を絶する恐怖の中に一瞬にして放り込まれる。

もしかしたら就寝時間ということで、到着までもう休憩はないかもしれない。

そしたら10時間以上耐えなければならない。。。

それは永遠だ。今の僕にとっては1分が果てしなく遠い。

気にすれば気にするほど、腹の痛みはますます激しくなる。
僕の肛門の筋肉もそう長くはもたない。修行不足がたたった。

僕のキャパをはるかに超えた圧力が肛門にのしかかってくる!!

額から汗が噴出した。

これが、脂汗、、、というものか。

なんて、意識を下半身から離している余裕はないっ

マジっっもれるぅぅ

運転手さんに訴えるか?
しかし、ここは高速道路だ。トイレなんてそう近くにはない。
トイレまでいけるのか?僕の腹はもつのか?
それに止まればほかの乗客にも迷惑がかかってしまう。
出発したばかりで、バスを止めるなんて、、、
しかし、しかし、しかし、もう耐えられない。
体裁を気にする余裕はない。
もう、漏らしてしまう
漏れてしまう


それよりはマシだ!!!

僕は運転手さんに訴えた。


バスは、道路の途中で止まった。

そして、僕は生まれて初めて野ぐそをした。

それはいつもと変わらない手順で済んだ。

案外気持ちいいものだった。

僕は、一つ自由になった気がした。

バスに戻ると、イングランド3人組が僕を見て笑い転げた。

笑いもとれるなんて、おいしい野ぐそだ。

また、いつ腹が痛くなっても、すぐにバスを止めて、すぐ横ですればいい。

そう安心すると、嘘のように腹の痛みは無くなって、
僕は快く眠りに落ちることができた。






友達が勝手につけてくれました☆







上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。